人生って、仕事って、自分って さ

人生って

人生には3つ考えなければいけないことがあるんだとさ。

①自分がやりたいこと

②自分ができること

③自分が人の役に立てること

 

①は気づくために自問自答する努力が必要で、

②、③はできることを増やしていくことが大事だと今日本で読んだのさ。

 

仕事って

昨日、飲み会に参加させてもらったんだけどさ。

自分が本当にしたしたい仕事なんてそう簡単に見つからないんだってさ。

だから、仕事を決めるのは直感で良くて、自分がいる環境(仕事場)で、自分の頭で考えて、一生懸命働くことが大事なんだってさ。

そこで大事なのは、上司を余裕で抜いちゃうことなんだってさ。

そのために、人の10倍勉強する、脳ミソを回転させる、動く、聞くことが大事なんだってさ。

自分がこれからやりたいまちづくりっていう分野をいきなりやるよりも、もっと大きな環境に身を置いて、まるっきり関係のない分野をやっちゃうのもありなんだってさ。

 

それって、面白いよね。

 

誰かが言ってたなあ。

 

「自分に今2つ得意なことがあるとしたら、それと全く関係ないとんでもないことをしてみろ。その3つの頂点を結んでみたら、お~きい三角形が作れるから

 

なるほどって思ったよね。

 

だから、今まで全く自分が経験したこともないことを仕事にしてみるのも面白いかもな。

 

今までやったことは、飲食、教育、記者、ブログ、営業、イベント、駐車場、パチンコなどなど。

 

やったことなくて、いまふと頭に浮かんだのは

IT、テレビ局、デザイナー、アパレル、物販、銀行、証券会社、不動産などなど。

 

どれでもいい。

そこで自分が何を考えて、何をして、どう貢献できるのか。期待を超えていくのか。

 

それが大事だと思うのさ。

 

自分はなにがしたいのか

最近これをすごい考えるのさ。

現状では、ズバリ、

「何かを生み出し、世にだしていくこと」

「何かを生産できる人になること」

「自分の行動が目に見える形で残る仕事、生き方をしたい」

「すごい人に会うor話を聞くだけではなくて、その人と渡り合うような人になること。自分の考えを踏まえて、良い質問ができるひとになること。」

「自分の経済圏をつくること」

 

ワードに置き換えると、

生産(与える)、成長、貢献がキーワードかもしれないさ。

 

順番としても

生産(与える)→成長→貢献

の順かな。

 

どう生きていくか

考えすぎない。走りながら考える。

とにかくやってから考える。

人をあてにしない←最近すごい深いと思った。

人の期待を超える。

とにかく与える。

 

これをやっていこうと考える23のよ~る~(15の夜の+8)

 

 

 

 

稼ぐまちが地方を変える 木下斉著

★要約、考えたこと

(⇒以降が自分で考えたこと)

➤はじめに+おわりに

まちを一つの会社に見立てて経営する。

資金調達→投資→利益を上げる→それを元手に新しい事業に再投資

行政も同様。道路を通して周辺を整理することで、土地と建物から固定資産税、住民から住民税、所得税を徴収できる。行政も経営を意識し、人口が減少していく中、どうしたら事業を成立できるか、まちの利益率をあげていくかを考えなければ、まちの収入が減る分だけ、公共サービスが低下せざるを得ない。だからこそ、まちを一つの会社と見立てて経営し、稼ぎを増やすことで公共サービスを充実させる必要がある。

プロジェクトは値踏みしてはいけない。誰もやらなかったことをやるからこそ、その分野の一番手になることができる。一番手になれば、周りからさまざまな人が寄ってくる。連動して情報が集まり、資金も集まるようににある。

死ぬこと以外はリスクなどない。痛みを経験するからこそ、本気で考えることができる。様々なデータや情報は参考にはなるが、実際に知っていること、やること、出来ることはまるで違う。何が成功するなんて誰にも分らないのだから、さっさとやってみた者勝ちなのだ。いかに固定観念を捨てて、自分たちで自立した取り組みを積み上げていくか、それを全国の仲間で共有し、官民総出で進化させていけるか。

無計画・突発的に小さな事業を立ち上げ、意地でも自立させ継続させることが一つの新たな事例になる。それを全国で共有することが大切。

「やれるか、やれないか」ではなく、「やるかやらないか」

 

補助金という、麻薬がまちを壊していく

 補助金が付くことで、「やりたいことをやりたいやつが提案し、言い出しっぺが実行する」ことが、「予算を基になにができるか」に変わる。

 金がないから知恵が出る。金があれば知恵が引っ込む。

 まちづくりは、最終的には利益(まち全体の利益)を生まなければ意味がない。地域内の一部の個人だけが儲かっていては意味がない。

⇒地域からいただいたお金は地域に再投資する。当然のこと。お金とエネルギーと価値を循環させるイメージ。

 まちづくりや地域活性化とは、補助金のことでは決してない。

 

➤資産価値を自分で高める

 商店街ネットワークの社長だった著者の最大の関心ごとは、どうすれば商店街を活性化し、自社の利益を上げることができるのかということ。

 アメリカでは不動産オーナーが先頭になって、積極的に地域に投資をしている。なぜなら「自分の資産価値を高めるため」。アメリカでは、資産運用や得をするために地域に投資がされている。不動産オーナーは優良(=稼げる)なテナントを誘致したいため、建物や周辺の地域を魅力的に見せるために投資をする。この際、自分だけではできないことがあるから、組織を組んで共同でエリアに投資をする。

 魅力的な店が増えれば、エリアの魅力が高まる。そうすれば地元の価値が上がり、さらに出店者が集まる。すると地価が上がり、賃貸料があがり、オーナーが儲かる。こういう好循環が生まれればオーナーは投資回収ができるというわけだ。

⇒まちの価値=不動産の価値=人が求めている数

 日本はまだ行政主導型のまちづくり。行政の公共投資は直接的な儲けを目指していない。民間がまちに一銭も投資しないまちが非常に多く、「自分たちの稼ぎは自分たちであげる」という発想がない。

 まちづくりには、不動産オーナーが主体となり、自分たちの資産価値を守るために投資し、回収するという方法がある。

 

➤相手に3回得をさせろ

 不動産オーナーに対してお金を出すことが損ではなく、特だと思わせるシステムをつくることが大切。まずは、事業を作り、相手に三回得をしてもらう。信頼関係はまず相手側に、メリットを実感してもらってから。

 

➤重要なのはカリスマよりもシステムだ

 利益はまちに新しい人が入ってくるように再投資することが基本。重要なことはシステムをつくりあげ、臨機応変に作り直すこと。最終的に核となる人がいなくても、システムが回る仕組みが出来上がっていたら理想。カリスマが一人いても、その人がいなくなったら頓挫するような組織よりよっぽどいい。

⇒今の自分にも言える。

 

➤事業目的とターゲットを明確にせよ

 地域の売り上げを作り、事業のコストを絞り、利益率を注視し、地域への再投資につなげていく。ここまで考えられて、初めて地域経済へ変化をもたらし、利益を生み、ビジネスとして成立する。

⇒今の事業を地域への再投資に結びつけるシステムを考える。

 「まち会社」…まちの不動産オーナーと共に設立し、各不動産や店舗の改善を行い、エリアの価値を高めていく、目的、顧客、収入減が明確なビジネスを行う会社。

 まち会社の主な業務…顧客の不動産の維持管理費を削り、空きフロアを改装して価値を高め、粗利率の高い新規テナントにより新たな売り上げを作り、不動産が面している道路の美化と活用を促進しエリア全体を含めた資産価値を高めること。

 まち会社の顧客は第一に不動産オーナー、第二にテナント、第三に消費者。

 「まちのみんなのために」というすべての顧客を一緒に考える事はあってはならない。

 まちを本気で活性化させたいならば、まち会社はまず第一次顧客である不動産オーナーに向けてサービスを提供し、その事業が黒字になることが大前提である

 まちをよくするためには、誰と何を変えていくのか意識する必要がある。それがあいまいだと、「みんなのため」というあいまいな目的で誰のためにもならないという事がある。

【ゲストハウス修行終了】ぼくがゲストハウスの修行に一か月間行ってみて、「今」思う3つのこと

 

突然ですが、当初2月初旬まで修行する予定だった、TangaTableの修業期間を早めまして、12月8日をもって最後となりました。

 

 

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最終日に、カラフルなカウンターで番頭の西方さんと、常連のお客さんの清水さんとパシャリ。

 

 

 

修業期間を早めた理由は2つ

 

●大まかな動き方(仕事内容、事業計画の立て方、ターゲットの立て方とアプローチ等)を学ぶことが出来たから

 

●後は自分ができることをやるだけだと思ったから

 

です。

 

修業期間は、きりを良くしたかったので、一か月間にしました。

(ゲストハウスTangaTable修業期間:2017年11月9日~12月8日)

 

 

前回のブログで、次回は自分が作りたいゲストハウスについて書くと豪語したのですが、予定を変更いたしまして、ぼくがゲストハウスの修行に一か月間行ってみて、「今」思う3つのことについて書いていきます。書きたいことはたくさんあるのですが、今回は3つに絞ります。

 

 では、早速。

 

 

ぼくがゲストハウスの修行に一か月間行ってみて、「今」思う3つのこと

 

 

 

①結局は人

②「良いもの」をつくるだけでは、続かない

③ゲストハウスは自分にとってやりがいしかない

 

 

です。

 

一個ずつ詳しく書いていきますね。

 

 

 

①結局は人   

 

 

 

一か月の修業期間中仕事休みを数日頂き、それを利用して九州周辺のゲストハウスに泊まる機会が結構ありました。

 

様々なゲストハウスに泊まってきて比較した結果、決定的に思ったことがこちら。

 

 

「いくら、きれいな施設・デザイン・内装の店でも、中で働いている人がクソだったらクソ。不愉快な気持ちになる。二度と行かない。」

 

逆に

「いくら、ボロ家でも、働いている人が最高のもてなしてくれたら、一生の思い出になるし、記憶に強く残る。もう一度その人に会いに行きたくなる。」

 

 

多少、言葉が汚いですが、ここ最近ある人の影響を受けた結果ですのでご了承ください。笑

 

 

 

皆さんも、このような経験があるのではないでしょうか。

 

 

 

旅行先で楽しみにしていたレストランでの料理がいくら美味しくても、店員の態度が悪いせいで、不快な気分になり、せっかくの料理と旅行が台無しになったりとか。

 

 

つまり、おいしい料理、きれいな施設、居心地のいい空間を生かすも殺すも、その中で働いている「人」次第です。同時に「こいつにまた会いに来たい」っていう人間に自分自身なりたいと、今思ってます。

 

 

ちなみに、ヨイショする訳ではないですが、TangaTableのスタッフたちは気さくで本当に親切です。ゲストとの距離感がとても近いです。機会があれば皆さんも、一度行ってみてください。

 

 

 

②「良いもの」をつくるだけでは、続かない

 

 

ぼくは、修行前、「良いものさえ作っていれば自ずと売れるし、稼げる。」

と単純に思っていました。

 

しかし、一か月間、番頭である西方さんから「金」「数字」(キャッシュフロー、客単価、稼働率等)について、数多く触れる機会を頂いたことで、考えが変わりました。

 

 

良いものを作る以外に大切だと思ったことは

 

・売上だけで考えず、利益で考える

・「誰」を究極に明確化し、アプローチする

 

の二つです。

 

 

・売上だけで考えず、利益で考える  については

 

月の売り上げがいくら右肩上がりでもそれ以上の支出があったら元も子もないです(月1000万売り上げても、1500万円月で使ったら500万の赤字。逆に月の売り上げ100万でも、支出が50万なら、50万の黒字)。赤字が続けば当然、続きません。

 

売り上げを出すことだけを考えずに、支出も含めた全体としての利益を考えなければいけません(当たり前のことをいっていることは十分承知です)。

 

 

 

・「誰」を究極に明確化し、アプローチする  については

 

まず、いくら良い施設、サービス、料理等「良いもの」をつくったとしても、それを「知ってもらわないと」意味がないと思うんです。

 

百獣の王、武井壮さんが言ってました。

 

ものや人の価値とは「人が求めている数」であると。

 

例えば世界で最も希少なダイヤモンドが誰にも知られず世界のどこかに眠っているよりも、希少性は低くても100人が求めている石ころの方が、自分は価値があると思います。

 

 

たくさんの人に知ってもらうからこそ、来てもらえる可能性が生まれます。

 まずは、知ってもらうことが第一。

 

しかし、「たくさんの人に知ってもらう」だけでは弱いです。特に、「誰」に知ってほしいかか、来てほしいかを、究極に具体的に考える必要があります。

 

例えば

市の観光客は

・何人いるのか

・どこからきているのか

・どういう交通手段で来ているのか

・どのルートを通っているのか

・何を目的に来ているのか

・どの情報(サイトなど)をみて来ているのか

・何人で来ているのか

・どこに泊まっているのか、そもそも泊まっているのか、日帰りなのか

・何泊しているのか

・いくらお金を落としているのか

 

 

を調べて、

 

実際にデータとして数字におこして「誰」を究極に明確化していくことが、事業計画であり、その人に向けてアプローチしていくことが、営業であり戦略であること

 

を学びました。

 

 

ちなみにTangaTableでは、ゲストの半数以上が韓国人なので、韓国人が数多く使っている予約サイトに入念な情報を掲載したり、韓国―北九州の格安航空便に目をつけ、機内誌に載せたりと「誰」を明確に位置付けてアプローチしていました。

 

 

 

 

 

良いものをつくることは、もちろん大切です。

 

しかし、それと同時に、利益を出して長く続けることを考えながら、「誰」に来てほしいのかを究極に考え、その人に向けてアプローチを徹底する事が大切だということを学びました。

 

 

 
③ゲストハウスは自分にとってやりがいしかない

 

以前のブログで、「どうして自分はゲストハウスをやりたいのか」について書きました。そこでは、「直観」と書きましたが、(詳しくは前回のブログをご覧ください)

 

sakaki46.hatenablog.com

 

 

ここ数日、その直感や、自分が好きなことが具体化してきました。

 

 

 

それは、

 

 

 

 

 

ぼくは、「人との出会い」が好きだという事です。

 

 

 

 

 

 

ここ一か月、国内外のたくさんのゲストと出会い、話をしてきました。そのほとんどが外国人で、ぼくの拙いジャパニーズイングリッシュがさく裂したこと置いといて、世界には本当に色んな人間がいるなと思いました。また、話す言葉や文化や肌の色が違くても、人間であることは一緒で、突き詰めると皆同じだなと考えるようになりました。

 

 

 

コミュニケーションをとる中で、彼らが今までどんな考え方をしながら、どういう経験をして生きてきたのかを知ることだったり、言葉が通じなくても伝わる優しさや思いやりを感じることができたりしたときが最高に楽しいです。

 

 

 

その経験ができる一つの方法がゲストハウスで、様々な人間と出会えるゲストハウスは自分にとってやりがいしかないです。だからやりたいんだなと、思いました。

 

 

ちなみに、ゲストハウスは良くも悪くも地味で細かい仕事もあります(掃除や事務作業や予約管理など)。でも、それもひっくるめてやりがいしかないです。

 

 

 

 

 

 

ずらずら書いてきましたが、

①結局は人

②「良いもの」をつくるだけでは、続かない

③ゲストハウスは自分にとってやりがいしかない

 

と、今考える事ができていることが一か月間の収穫、成果であり、今の自分の価値です。

 

 

 

 

最後に、自分ひとりの力ではこんな経験をすることができませんでした。

まさか、青森の家を引き払って一か月間、約1600km離れた北九州市のゲストハウスで勉強させてもらえるとは思いませんでした。

 

本当に来てよかったです。感謝しかないです。

 

 

協力、応援して下さった全ての方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

これからは、もうやるだけです。

夢物語で終わらせることなく、実現していきます。

 

 

 

そのために、「金」と「数字」から逃げずに向き合っていきます。

 

みなさん、これからもどうかあたたかく見守って下さい。

 

 

どうかよろしくお願いします!

 

 

 

 

追記:

修行が終わってから、少し時間があるので九州をヒッチハイク旅しています。

今は熊本の天草にいます。

 

 

日本には、あたたかい人間がたくさんいますね。助けられてばっかりです。

今日はこれから、長崎を目指します!

 

 

ではまた!

ぼくがゲストハウスをやりたいワケ

今回は、どうしてぼくがゲストハウスをやりたいのか?書き記していこうかと思います。



こう思ったのは二つの理由から。

一つは
「今までゲストハウスやりたいって言ってきたけど、そもそも何でゲストハウスなんだ?」
という、単純かつ、核心的な問いについて再度真剣に考えてみようと思ったからです。

もう一つは
今まで、色々な人に「なんでゲストハウスやりたいの?」と聞かれたときに、即答できなかったり、納得いく答えを出せない自分がいたからです。


さて、そもそもゲストハウスとは何か、一旦説明させて下さい。

ゲストハウスとは、国内外を旅する旅人が泊まる簡易宿舎です。ただ、寝る宿ではなく、旅人同士が交流できるラウンジやキッチンなどの空間が用意されている場所が多く、ほとんどが旅人を考慮して、料金設定を低く(国内では3000円前後)しています。


では本題に戻ります。



「なぜゲストハウスをやりたいのか?」

単刀直入に、正直に言います。






直感です


やりたいからやるんです。
答えになっているか分からないですけど、やりたいからやります。


なんでやりたいのかって?


強いて言うなら
「楽しそうだから」
「人が好きだから」
「旅が好きだから」
「面白い旅人を集めたいから」
「縁を繋げたいから」
「今流行りだから」
「人が集まる場所をつくりたいから」
などなど、挙げればたくさん出てくるのですが、
どれも気持ちの強度としては弱いです。弱火です。


それよりも、

なんだか分かんないけど、ゲストハウスやってみたい。絶対面白い。自分は向いていると思う。

といううまく言葉で説明できない直感が、一番強いです。強火です。




これまでTangaTableさんで働かせてもらっていて、一通りの仕事内容や番頭の仕事を教えて頂きました。そこで、ある程度解った気になっている自分と、自分で一からやってみないと分からないことは山ほどあると思っている自分がいることに気づきました。やりながら、考え方は変化していくと思います。



今は
「なぜゲストハウスをやりたいのか」



という問いに縛られ、優等生的な理由(答え)を無理に捻り出そうとし過ぎず、心が行きたがっている方向に素直に進みたいと思います。直感を信じます。そして、まずは今できることをやってみることにします。




次回は、じゃあぼくはどんなゲストハウスをつくりたいのか?
について書きます。


乞うご期待。

Tanga Table



どうも、榊原です。

北九州小倉に来て、10日程たちました。 

前のブログにも書きましたが、私はTanga Tableというゲストハウスで働いています(生活しています)。

早速初回の投稿から時間が空いてしまいましたが、Tanga Tableってどんなところなのか、そして約10日間自分が働いて感じたことを書いてみようかと思います。

 

Tanga Tableについて

 

はじまりは、2014年3月に行われた第6回リノベーションスクール北九州。元々学習塾として使われていたビルの4階部分の空きスペースを、ゲストハウス兼ダイニングにリノベーションさせた場、それがTanga Tableです。

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ホラヤビルの4階にTanga Tableがあります。

なんと、ここはリノベーションスクール開催後の1年半後の2015年9月に、様々な人の関わりのもとオープンを迎えるという驚異的なスピードで誕生しました。

 

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オシャレなダイニングバー

 

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シモンズという高級マットレスを使用。おかげで毎朝、早起きができない。

 

徒歩1分の距離には、旦過市場という市民の台所があり、新鮮な野菜、魚、惣菜等が低価格で売られています。Tanga Tableのダイニングでは、毎日旦過市場で食材を仕入れて、調理された料理を提供しています。さらに、ゲストは旦過市場等で調達してきた食材を24時間使用可能の共用キッチンで調理することができるのです。また、周囲には朝の4時まで営業しているとんこつラーメンの屋台や、深夜まで営業しているフルーツジュース屋さんなど、個性的なお店が軒を連ねています。

 

 

Tanga Tableに来るお客さんの半数以上は外国人、特に韓国からのゲストです。その理由の一つは韓国の格安航空会社ジンエアーが北九州空港福岡空港に安い時期は往復1万円以内で運航していることです。さらに、釜山―博多港、下関間のフェリー便が北九州への韓国人旅行客を増やしています。

 

 

Tanga Tableで働いて感じたこと

 

 

 皆さんは、「ゲストハウス」と聞くとどんなイメージが湧くでしょうか?

 

安く、気軽に泊まれる宿。

国内外から来たバックパッカーたちと話に花を咲かせながら、楽しい夜を過ごすことができる宿。

スタッフがまちの美味しいお店や個性的なお店を案内してくれる所。 

 

 などでしょうか。

 

ぼくは、働く前に

 

「ゲストハウスを作ったら、国内外から来た旅行者と触れ合い、刺激を受けながら楽しい生活ができそう」

 

と単純に思っていました。

 

しかし、10日ほど働いてみて、それだけではないということが分かりました。 

それは、裏方の仕事の大変さとゲストに対する細かな心遣いの多さです

 

 

ゲストハウスの業務は大きく2つに分けられます。

 

清掃と、チェックイン対応です。

 

働いてみて分かったことは、清掃業務が結構大変だということ。特に、チェックアウトが多い週末は朝からのベットメイキング、シーツの仕分け、水回りの掃除などやることが多々あります。しかも、Tanga Tableはワンフロアといえ180坪、67ベットがあり、それに加え、5つのシャワールーム、トイレ等とても清掃範囲が広いです。

 

地味に見える仕事ですが、

ゲストと触れ合い楽しい日々を過ごすだけではなく、ゲストが安心して清潔に暮らす環境づくりが必須なのです。

 

そのため、ゲストハウスをやるためには健康な体は欠かせません。

 

 また、一緒に働かせてもらっているスタッフをみて感じたことがあります。

それは、

 

常に動いている。

 

頭も、体もです。 

 

ゲストの方はどこから来たのか

何のために来たのか

何か困っていることはないか

楽しんでいるか

小倉でどんな時間を過ごしたのか

仕事内容を効率化するためにはどうすればいいか

 

 

などなど、機会があればゲストに話しかけ、コミュニケーションをとっている。同時に常にゲストを観察し、頭を働かせながらアクションを起こしています。

 

ゲストハウスはただの宿業ではない。

 

ゲストひとりひとりに応じた細かな気遣いをして、安心した楽しい時間を提供することが、ゲストの満足度につながる。そう思いました。

 

そして、コミュニケーションの交錯を生み出すのがスタッフの役割だと思います。

 

そのコミュニケーションに必要なものは、情報です。

最近思うのが、知っているか、知らないかはとても大きな差があるということ。

 

ゲストに対するオススメの晩御飯屋さんの紹介、観光案内、英語・韓国語などの言語コミュニケーション等、全てにおいて必要なものは「情報」です。

 

それに気づかせてくれたのがTanga Tableの番頭を務めている西方さん。

 

西方さん曰く、「お客さんも歩く情報だと思え」。

 

 

ちょっと話はずれるのですが、僕はキングコング西野亮廣さんが好きです。彼の著書、革命のファンファーレで「努力とは、情報収集とのこと。自らを成長させるには圧倒的努力(=情報収集)に尽きる」と述べています。

 

ゲストが求めているものに常に敏感になり、情報収集を怠らないことがサービス向上(具体的には「来てよかった」という満足度)につながり、リピーターや口コミの広がりにつながっていくのではないかと思っています。

 

その他にも、裏事情や事業計画の立て方、考え方など貴重な情報をたくさん頂きながら面倒を見てもらってます。とてもありがたいです。

 

こんな感じでなんとか北九州で生きています。

 

 

まだまだ、分からないことだらけなのでこれからも精進していきます!

 

 

ではまた。

 

榊原、ブログ始めたってよ

はじめまして、榊原といいます。

まさか、自分がブログを書く日が来るとは、、、

初めてのブログ投稿で、緊張してます。

 

なぜ、私がブログをはじめようとおもったのか?

それは、後ほど説明します。

 

まずは、ざっくりと自己紹介から始めたいと思います。

 

<私の生い立ち>

 

 

秋田県秋田市出身、23歳。

現在は青森県弘前大学大学院(1年)でまちづくりを専攻中。

趣味は、一人旅(青春18きっぷ弘前から博多まで旅もしました)。

実家は創業62年の干物(特に海産物)の卸売業を営んでいます。

するめ、さきいか、ほたて、はたはたの煮つけ、ビーフジャーキー、イカの姿焼き、ナッツ類など全国から幅広く取り寄せています。

私は、幼いころから小腹がすいたら、親にせがみ、店の賞味期限が近づいてきた商品などをたくさん食べちらかしてきました。←今考えてみるとすげー贅沢w

 

あと、小学校2年生から、高校まで野球に没頭していました。ちなみにポジションはピッチャー。負けず嫌いな自分にぴったりのポジションだったとおもいます。

いわゆる野球バカってやつでした。おかげで、高校までのほとんどの記憶は野球です。

 

そして時が経ち、高校の部活を引退し、大学受験が迫ってきました。

自分は当時、ただただ関東の大学に行きたいという想いで、埼玉の大学を受験。学部は経済学部。実家が商売をしていたという影響でなんとなく経済学部を選択しました。しかし、あっけなく不合格。落ち込んでいる暇もなく、後期の募集を探していたところ、青森県弘前大学の地域生活という学科を見つけました。

 

文理融合型の学科で、地域の人に密着したカリキュラム。しかも、教員免許もとれる。

 

もともと、人と話すのが好きで、学校の先生にも少し興味を持っていたこともあり、後期受験で弘前大学を受験し、合格通知を頂きました。

 

大学に進学してからは、サークル、教員免許取得のための教育実習、ゼミ、バイトという、文字だけ並べたらいかにも普通の大学生生活。

 

しかし、ゼミが普通ではありませんでした。

うちの研究室の先生は、都市計画を専門とし、全国を飛び回って各市町村のまちづくりのアドバイザー、サポーターを務めています。

この先生がいる研究室に学部2年生のころから、現在までお世話になり、沢山の地域(北海道芽室町青森県弘前市黒石市むつ市八戸市、常盤野、岩手県盛岡市紫波町花巻市、大船渡市、宮古市山形県米沢市島根県松江市広島県広島市、福岡県福岡市、久留米市、韓国etc.)に連れて行って頂き、各都市のまちづくり政策、景観、市民参加等を学ばせて頂きました。今振り返ると、そこで学んだこと以上に、「誰と出会ったか」が大きいウエイトを占めています。それほど、たくさんの素敵な出会いがありました。

 

そんな中、興味を持ち始めていった分野があります。

それは、「リノベーションまちづくり」というものです。

 

リノベーションまちづくりとは、現在使われていない空き家、空き地、空きビルをカフェやレストラン、ショップ等に再生させて、まちに働く場(雇用)や楽しく暮らしていく場をつくっていこうとする取り組みです。

 

なぜ、私がこの分野に興味を持ったかというと、単純に面白そう、カッコいいと思ったからです。だって、今まで使われていなかった建物が蘇って、人が集まり、雇用が生まれ、生活が豊かに楽しくなっていく。まあ、あくまで理想の話ですべてがうまくいくわけではないですけど。

 

 

突然ですが、私には今やりたいことがあります。

それは、リノベーションまちづくりという手法を用いて、

「干物bar」「ゲストハウス」をつくることです。

 

自分の家のルーツである「干物」と飲む場が好きなので「bar」をかけあわせます。さらに、自分は旅が好きなので、国内外の面白い旅人が集うゲストハウスをつくりたいです。干物barで気持ちよく酔っぱらった人たちが、ゲストハウスで交流し合い、気持ちよく寝てくれたら最高です。

 

 

<人生を変えた”リノベーションスクール”>

 

 

そのきっかけとなったのが、一ヶ月前の10/6~8に岩手県花巻市で行われたリノベーションスクールへの参加です。これは、使われていない空き家、空きビル、空き地等を再生させる事業を2泊3日でチームで熟考し、提案するというものです。いま、このスクールが全国に広がっています。

 

画像に含まれている可能性があるもの:18人、、スマイル、群衆、屋外

 

私たちの班では、三階建ての空きビルを、ブルーパブ(その場で作ったビールを、その場で飲める店舗)&カフェ、ゲストハウスに甦らせるという提案をしました。ちなみに、ビールには花巻の食材(雑穀など)を使ったものを作りたいと思ってます。さらに、実家の干物を扱って、干物ビアバーのようにできたら最高です。さらに、ビルの裏にはステキな川と芝の水辺空間がが広がってるんです。そこで、BBQしながらビールを飲んだらどれだけ幸せなことか!そうやって、チームで妄想を広げて、提案した事業を実現させようと、今動いています。自分の役割は、ビールづくりとゲストハウスです。そのためには、修行に出ねばなりません。ということで、弘前のアパートを引き払い、早速一昨日(11/9)からゲストハウスの修行に来ています。お世話になる場所は福岡県北九州市小倉のTanga Tableさん。リノベーションスクールで提案した案件を実現させたゲストハウスです。

また、北九州市小倉は、遊休不動産を再生させることで、まちに稼ぐ場・雇用を生み出している、リノベーションまちづくりの先進地です。北九州市では2011年8月に第一回リノベーションスクールが開催され、2017年4月時点で、527人の新規雇用者と237人の新規創業者を生み出しています。ここに約三ヶ月間身を置いて、住み込みでお世話になりながら、ゲストハウスの立ち上げから運営、リノベーションによって再生された物件の勉強などをさせて頂きます。その後、ビールづくりの修行、開店準備のためのセルフリノベーション、DIYなどを大学院の研究と並行してやっていく予定です。

さっきも言いましたが、ゲストハウスと、干物バーを作ることで、人が集まる場所を生み出すのが自分の夢だったので、それが実現できるかもしれないチャンスと、頼りになる大好きな人たちと花巻で出会えました。この縁を大切に、目の前に来たチャンスに向かい一所懸命やってみたいということで出した決断です。

 

<なぜ私がブログを始めたか>

 

 

・少しでも多くの人に自分の活動や、全国にいる面白い人を知ってもらいたいから

・自分がサボらないようにするため

 

特に二つ目、大事です。

自分はサボりがちで、忘れっぽい性格です。

ブログを始めることで、読んでいただいている皆さんに「あいつ投稿なまけてるな」って思われないように、日々の面白いことを発信していけたらと思ってます。

あと、普段感じていることや、頭に入れた知識って使ってなんぼ、発信してなんぼだと思うんです。いくら本読んでも、すごい人の話を聞いても、それを自分の頭で考えて、言葉にするなり、字に起こすなりして発信しないと、俺はすぐ忘れてしまいます。

 

インプット=アウトプットだ思うんです。←名言風w

 

 

<私がブログでやりたいこと>

 

・日々面白いと思ったことの発信

・日々なんとなーく思うことのつぶやき

 

以上です。

 

とりあえず、2月まで北九州にいるので、修行先のTanga Table,北九州市の面白い人、店などを紹介していけたらと思います。

 

 

今回はこのくらいで。

 

投稿サボらないように頑張ります。笑